「叩かれるのが怖い」わたしが顔色を伺って生きるのを辞めた理由。
こんにちは。あおちゃんです。
今朝、またまたTwitter村でこんな発言と出逢いました。
真面目な人ほどこういうの、悩んでしまいますよね。わたしもこれと、全く同じような境遇を経験していたので、こんなリアクションを返しました。
この方がいくつの方なのかはわかりませんが、小学校からずっとその感覚を引きずって生き続けるって、さぞつらいかっただろうなと思います。また、それについて悩む時間ももったいないことですよね‥。とはいえ、わたし自身も、割り切れるようになったのは、ここ2、3年前の話。
それまでは、日本に住む以上、謙虚が美学だと思っていましたから。いや、というのはたぶん見せかけの言い訳で、本当は「叩かれたくない」「嫌われたくない」と言う思いから、無難な会話しかできなかったのです。
誰かにとっての「都合のいい人」をやめてから、今では本当に付き合いたい人とだけ付き合うことができる人間関係に変わりました。あの頃と比べると、鎧が取れたように楽です。今日はそんなお話をしようと思います。
素直に受け取れないのは何故
わたしも、このTwitterの方と同じく、有り難いことに人から「綺麗だね」と言ってもらえることがあります。そしてかつては、褒められても同じように「いやいやいや」とか「とんでもございません」なんて、クソ真面目に返答していたものです。今考えると、なんとつまらない返しをしているんだ!とツッコミたくなります。
自己否定しまくっていると、「人も自分と同じように否定してくるのではないか」という恐怖に包まれ、常にビクビクしてしまいます。褒められても「それはただの社交辞令にすぎない」と決めつけたり、「この人は自分を利用しようとしているのではないか」と必要以上に疑ったりしてしまい、警戒心がフル稼働なんです。
もうこれ以上傷つきたくない。頭の中が「攻撃される」ことに支配されているために、自分を守る手段として「人から見える自分」を、自分の気持ちや相手の気持ちよりも再優先に考えてしまうのが当たり前でした。
「人から見える自分」を優先させると
「人から見える自分」を優先してしまうと、そういった幻想の恐怖の中にいるので、目の前に起きている事実を見落すようになります。確かに、挨拶代わりの社交辞令に褒め言葉を使う人は多いです。(これも、相手の気分を良くしてあげようという素晴らしい行為)しかし、その中には、本当にそう思ったから、わざわざ勇気を出して言ってくれた人もいるのです。
そして、そういった人たちは、わたしの「いいところ」をきちんと応援してくれて、味方になってくれる人たちです。その人達が投げてくれた善意のボールを、わたし自身が全力で拒否するということは、会話のキャッチボールを放棄する(その気持ちを無視する)行為になりかねません。「受け取ってもらえなかった」って、悲しくなるし、もう言わないほうがいいのかな?なんて、変に相手に気を使わせてしまう可能性もあります。
すべての人に好かれるのは無理
その事に気づいてから、わたしは「言ってもらえて嬉しい」という気持ちを、素直に表現するようになりました。はじめは、「叩かれるのでは」思考が邪魔をして、抵抗が出てきましたが、今では「え!嬉しい、ありがとう!!」と間髪入れずに、かつライトに反応することができるようになりました。慣れればなんともないことに気づきました。
冒頭のTwitterに出てきたような反応の返し方をする人は、本当に自分にとって大切な人でしょうか。(そんな冗談が言える信頼関係を築けている人なら話は別ですが)顔色を伺う自分を「いい」と言ってくる人は、その人にとって「都合がいい」だけかもしれません。大切なことは、「素の自分」を出したときの相手の反応に対して、自分がどうしていくのかです。
どっちにエネルギーを向ける?
嫌われる要素たっぷりの「あざとい自分」を丸裸にして、それを武器にして大ブレイクしている、いわゆる「ぶりっ子芸能人」たち。彼女らは、徹底的に「自分を嫌う人」より「応援してくれる人」を相手にしています。いや、むしろ嫌う人さえも、話題にしてくれてありがとう〜!で、すべてを飲み込んで、進むエネルギーにしてしまいます。最強です。
どんなに完璧に見える人でも、世の中には必ず嫌う人が存在します。そこは自分がコントロールできるところではありません。でも、嫌う人を相手にするのか、「いいね」と言ってくれる人を大切にするかは、自分次第です。自分で、選ぶことができます。
どっちみち自分を嫌いな人が存在するんだったら、取り繕った嘘の自分ではなく、楽な素の自分で振る舞いたいですよね。相手のリアクションで、自分にとって大切な人かそうでないかがわかりやすくなるため、今となってはこういったきっかけがとても有り難く思えます。
自分に嘘をつくのをやめると、人間関係にも嘘がなくなってきて、気づいたら自分を応援してくれる人に囲まれていた。そんな世界を想像して、自分が大切にしているものを大切にしてくれる人を、大切にしていきましょう。
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