【インプットデブにならないために】アウトプットとのバランスについて。
自分を成長させるためにはインプット・アウトプットの両輪が必要ですよね。ここのバランスがどうしてもインプットに偏ってしまって、インプットだけして満足する人がとても多いと思います。
今日は、インプットデブにならないためにわたしが意識していることをお話します。
メモする癖をつける
本や動画、人の話で「いい」と思ったことをひたすらメモすることをおすすめします。わたしは本を読んでいて心が動かされた文をいつも「アウトプット帳」にストックしています。そこに自分なりの解釈を付け加えることもあります。
そして、自分が感動したことを人やSNSにシェアしてみてください。自分がどう思ったか、何が良いと思ったのかを主体的に語ってみてください。自分のフィルターを通したからこそ、自分の言葉で語ったからこそ、腑に落ちる瞬間があります。
「今月はこれ」で集中してみる
学んだことを実践しなければ体得しないことと同じです。わたしは、これは体得したい!と思ったことは「今月集中すること」としてスケジュール帳に目立つ字で大きく記入します。「毎日寝る前自分に感謝する」などの実際の行動でもいいし、「常に安心感をイメージする」など内面的なことでも構いません。
何かを学んだら「いきなり大きく跳ぼうとしない」のもポイントです。自分が「やれそう」と思える範囲まで落とし込んで考えてみてください。
インプットデブは失敗が怖い
アウトプットしない人は「忙しいから」と時間を言い訳にしがちですが、本当は失敗を恐れ行動そのものが萎縮している人たちとも言えます。失敗が怖い人は「人目」「ダメ出し」が怖い。失敗したら非難された環境で育ったことも要因です。
「自分の主観を入れ込むと批難されるかもしれない」と怯えている人もいます。しかし「批難する人」は何をしても批難します。あなたを批難しているわけではなく、誰でもいいからとにかく「批難したい」が目的なのですから。
批難する人に人生を持っていかれないためにも、主張することを恐れてはなりません。そんな人たちの目を気にするが余りに、自分の本来したい行動や才能を抑えるなんて非常に勿体無いことだと思います。
すべては実験と捉える
アウトプットは実験です。いきなり学んだとおりに成功しようと思うからプレッシャーが生まれるかもしれませんが、自分仕様にカスタマイズしてみたり、実験を自分なりに楽しむようになれば結果ではなく過程すらも価値を感じることができます。
あくせくしている自分も愛らしい、可愛らしいと思いませんか?「より良くなろう」としている自分を愛おしいと思えると、行動しようとすること自体が素晴らしいことだと思えます。
インプットとアウトプットのバランスが取れてくると、自分のフィルターがより強化されて「自分らしさ」に厚みが出ます。自分のアウトプットが、誰かのインプットになると思うと、少しワクワクしますよね。自分の成長を楽しむためにも、アウトプットの方も忘れないであげてくださいね。