【八方美人で苦しむ人必見】いい人をやめればうまくいく。
どうも、心理セラピストのあおちゃん(id:kenkowota_ao)です。
人生に「主体性」を取り戻すサポートをしています。
本当の自分はこんなんじゃない‥
こんな風に悩んでいる人に向けて、今回はその対策をお話します。
- みんなにいい顔しちゃう
- いい人を演じる弊害
- いい人をやめるには
みんなにいい顔しちゃう
いい人であれば好かれる?
「いい子」でいれば、親が自分を好きでいてくれる。
嫌われないためには「いい」人であることが大事だ。
大人になってもこれを自分が義務付けていると、すべての人に好かれようと頑張ってしまいます。
わたしにも、かなり八方美人な時代がありました。今思い出しても、本当に苦しいなぁ。
好き嫌いは操作できない
そんなこんなで「いい人」を一生懸命頑張っていたわたしですが、頑張りすぎてある時心が崩壊して気づいたのです。
「あれ?嫌う嫌わないは、相手の意志であってわたしがどれだけ頑張っても操作できるものではないぞ」と。
十人十色の「好み」の問題であるから、すべての人から好かれることもなければ、すべての人から嫌われることもない。
だから「嫌われないようにしよう」は、一見健気ではあるのですが、ものすごく不自然なことをしていたなぁと思うんです。
いい人を演じる弊害
建前だけでは誰とも分かち合えない
「いい人」が良しとされる風潮に、日本ならではの「本音と建前」文化が背景にあります。
しかし、自分の評価のために「いい人」を演じていると、その人の違和感を周りは察知します。
わたしは「いい人」を演じるために、楽しくもないのに作り笑いをしすぎて「心から笑う」ができなくなったことがあります。
「笑う」という感覚が麻痺してよくわからなくなってしまって、「写真撮るよ〜」と言われて笑おうとしても、顔が引きつってピクピクしてしまう。
撮った写真も、ものすごく不自然なんです。
「いい人」を演じているのが肌感でわかるのは、その人の「我慢」のエネルギーがダダ漏れしちゃっているからなんです。
相手を心から思って善意を差し出すのと、自分の評価のために善人を装うのは全く違います。
目の前の相手は、本当にわたしに「いい人」を求めているのでしょうか?
「嘘のないあなたとわかち合いたい」こう思ってくれる人を、本来大切にすべきではないでしょうか?
「羽目を外したい」願望
「いい人」を演じ続けて我慢が溜まってくると、いよいよ本音の居場所がなくなってきます。
本音と行動にズレがあるからこそ「羽目を外したい」
この願望が爆発的になるのです。
本当は「はちゃめちゃでちゃらんぽらんな自分でも、受け入れてもらえる場所がある」と安心したい。
でも、その方向性が間違ってしまうと、浮気や薬物といった破滅的な方向に走ってしまうことがあります。
いい人をやめるには
禁止事項を探ろう
「いい人でないと認めてもらえない」
こういう気持ちを持った人ほど、自分を律するルールがものすごく多かったりします。
自分がどんなルールを設けているのか、探ってみましょう。
また、自分のルールに忠実であればあるほど、そのルールを人にも押し付けがちです。
人に「いい人」を強要しないように気をつけましょう。
黒い部分があっていい
本音で付き合うと、相手を傷つけてしまうこともあります。
でも、誰も傷つけずに生きるなんて無理なことです。
「100%黒」「100%白」だけの人なんて、存在しません。
みんな、グレーのグラデーションでできているんです。
自分も真っ白ではないし、人も真っ白ではない。
黒い部分も白い部分も、認め合いましょう。
ついつい「善か悪か」「敵か味方か」で区別したくなってしまうものですが、お互いグレー同士だと知れば、そこに仲間意識が生まれ安心感を感じることができます。
自分に嘘をつかない
黒い部分があるのに、それを認めたくなくて「汚い部分は見たくない!」と
見たくないものに蓋をするから、自己矛盾が起きます。
しかし、魂はどこまでも自己一致を求めています。
いい人を目標にするのではなく、自分に忠実であること。自分の気持ちに嘘をつかないことを目標にし、自分と仲良くしましょう。
弱点をシェアしよう
先ほどの「禁止事項」に関連しますが、自分の恐れていることの中にこそ、突破口となるヒントが隠れているものです。
・人には知られたくないこと
・弱点だと思っていること
・情けないなと感じていること
これを人にシェアしてみましょう。
ただし、安心感を与えてくれそうな人を選んでください。
ワンちゃんのように「気を許してお腹を見せている状態」を作るのです。
あなたのことを馬鹿にしたり噂にしそうな人は、遠くに置きましょう。
周りにシェアできる人がいないと思ったら、初めて行ったお店のマスターでもスナックのママでも、わたしたちのような専門家に頼んでもかまいません。
そうやって、あなたが「安心できる場所」を故意的に増やしていくことで「いい人をわざわざ演じる必要がなくなる」のです。
- 禁止事項を探ろう
- 黒い部分があっていい
- 自分に嘘をつかない
- 弱点をシェアしよう