【認めてほしい】SNSで、承認欲求モンスター化してしまう人。
どうも、心理セラピストのあおちゃん(id:kenkowota_ao)です。
人生に「主体性」を取り戻すサポートをしています。
今回は、承認欲求とSNSの関わりについてお話していきます。
SNSはいつでも他者とつながりが感じられる「孤独を救ってくれるツール」でもありますよね。
しかし、自分の中にフツフツと溜めていた「認めてほしい」が爆発してしまいやすい場でもあります。
承認欲求モンスターと化してしまう人もよく見かけますし、かつての自分もそんな使い方をしていました。
承認欲求を強めてしまう人
SNSを使うことで「承認欲求を強めてしまう人」は、大きく2つに分けれると思います。
・「わたしってすごいでしょ」を見せびらかすことで優越感に浸りたい人
・「自分は弱者だアピール」をして共感を得る人
「わたしってすごいでしょ」タイプ
「すごいと思われたい」自己顕示欲の高い人です。
しかし、自分にとって都合の悪いことは包み隠します。
ブランド物や豪遊など「羨ましがられるであろうもの」を見せびらかすことにより「わたしは特別」を感じようとします。
一見自信家に見えますが、自分の中の黒い部分には蓋をしているため、自己矛盾が起き苦しくなっていきます。
白い光の部分ばかりに焦点を当て、光が大きくなるほど影も同じ分だけ広がっていることに気が付きません。
強がることで、どんどん「本当の自分」が置き去りになり、華やかさとは裏腹に心は孤独感でいっぱいになっていきます。
「自分は弱者だアピール」タイプ
一方、「自分は弱者だアピール」をする人は、愚痴って共感を得ることで「アイツが悪い」を強化し、自分を正当化していきます。
弱音をつらつらと呟き、いかに周りの人間や環境のせいで苦しんでいるかを訴えます。
確かに、愚痴も弱音もしっかり身体から出すべきなのです。
しかし、本来それは「わざわざ人に見せなくていいもの」です。
巻き込む規模を考えなければいけません。
残念ながら、人を変えようとすることや「わかってよ!」を他人に押し付けることは、根本の問題解決には至りません。
それは自分がしっかり受け止めて咀嚼して、癒やしてあげるべきことなのです。
SNS断ちした方がいい人
こんな感じでいろんな承認欲求が入り乱れているのを見ると、疲れるのも当然です。
発信には、その人の「エネルギー」がのるからです。
「認めてよ!」という気持ちや怒っているエネルギーは、見る人が受け取ります。
それによって自分の気分が左右するような敏感な人は、フォローをよりすぐり、目に入る情報を制限するべきです。
好きなことややりたいことがわからない人(=自分の感覚を押し殺してきた)や、人と比べてしまう人(=劣等感に苛まれる)なども、自分の内側に集中するべくなるべく外野の声を切ることをおすすめします。
まずはSNSから、人との間に境界線を引く練習をしてください。
そして、本や映画、散歩して見つけたお店、植物や動物の動画を観るなどして「自分時間」を充実させることに徹底してください。
SNSの有益な使い方
そうやって、みんながみんな「自分に集中」できたなら・・
他人をわざわざ巻き込むことは減っていきます。
「認めてほしい」の多くは、親に認めてもらえなかった過去の自分の感情の未完了から発生します。
それは、人に投げつけ巻き込むものではありません。
自分自身がしっかりその気持ちを受け止め、癒やすことでしか解決できません。
SNSを自爆に使わないこと。すべてはその人の使い方次第です。
ネットの世界が「創造的なあなたを表現できる場所」「あなたの世界を広げるためのツール」であってほしいです。
- 承認欲求に気づいたら、自分で癒す
- 入ってくる情報をよりすぐる
- 自分時間を充実させる
- SNSから境界線を引く練習をしてみよう