【家族間連鎖】自己肯定感の低さは、子供に伝染する?自分から連鎖を断ち切るには。
どうも、心理セラピストのあおちゃん(id:kenkowota_ao)です。
人生に「主体性」を取り戻すサポートをしています。
結論からいきますが、自己肯定感が低い人が子育てすると、自己肯定感が低い子供が育ちます。
(だから、子育てに関しての記事を結構しつこく載せています。)
実際にわたし自身がそういう家庭で育ったので、今日は「家族間連鎖」についてお話していきますね。
- 自己否定が作り上げる人間関係
- 子供は親を見て育つ
- 家族間連鎖を止めるには
「自己否定」が作り上げる人間関係
被害者という立場を無意識に選ぶ
自己肯定感が低い人は、自己否定することが「デフォルト」の人生になっています。
「自分の価値の無さ」を証明するために、わざわざ権力を振るう人の下に潜り込んでしまうことが多々あります。
もちろん「無意識に」です。
そうやって「被害者」という立場でしか、生きることができないと思いこんでしまってる節があります。
わたしがパワハラにあったのも、婚約破棄にあったのも、すべてそういう「思い込み」から発生しています。
当時は「わたしをこんなひどい目にあわせたアイツらが憎い」と思っていましたが、今は「自らすすんで不幸に突っ込んでいった」としか思えません。
自己肯定感が低いもの同士が集まる
そんな「自己否定がデフォルト」の人生に慣れてしまっているので、自己肯定感が低い人と一緒にいることが「心地良い」と勘違いしてしまいます。
だから、結婚相手などの大切なパートナーに「自分に似た雰囲気の人」を吸い寄せられるように選んでしまうことが多いです。
これも、もちろん「無意識に」です。(2回め)
実際にわたしの両親が、それを証明しています。
相手を攻撃するタイプの「加害者」の役割を持った父と、相手のサンドバッグとなる「被害者」の役割を持った母が、互いに自己否定を強化し合う依存関係にあったのです。
だから、自己肯定感が低いまま家庭を作ると、結構大変なことになるのです。
子供は親を見て育つ
人間も動物も「親を真似る」ことが、遺伝子に組み込まれています。
そうして見よう見まねで真似をするからこそ成長し発達していくのですが、親の「偏った考え」もそのまま引き継いでしまいます。
大人になれば「いろんな世界がある」とわかりますが、子供にとっては「家庭=世界」であり「親=神」であるため、それが「偏っている」かどうかなんて気づけません。
否定されて育つ
人は基本的に「自分への扱い」が「人への扱い」になります。
自分を否定していたら、相手も無意識に否定してしまいます。
だから、 パートナーにも子供にも「否定」がやめられないのです。
子供は親から「否定」の言葉や態度を浴びて育つと、なかなかその否定を自分で拭うことができません。
自己否定している親を見て育つ
また、「自分自身を否定している」親を見て育つと「自己否定して生きることが世の中の当たり前なんだ」という感覚で生きることになります。
ですのでわたしの場合、父から直接否定の言葉や態度を浴び、母の「自己否定して生きる」姿勢を学ぶという「ダブルの自己否定」を取り込んでいたことになります。
自己肯定感が高い親を持つ子供は、「否定されること」と無縁であるため、自然と自己肯定感が高いまま育ちます。
自己否定がデフォルトの人は特に、大人になったら一旦「親からダウンロードした偏った考え」について、見つめ直す必要があるのです。
家族間連鎖を止めるには
メリットを手放す覚悟を決める
子供に伝染していくなんて嫌・・自分から止めなくては!!と思いますよね。
わたしも、この仕組みを独身のうちに知ってよかったなぁと本当に思っています。
しかし、子供がすでにいるママさんでも大丈夫ですよ。
今、この「変えたい」と思った瞬間から、変化をつけていくことができます。
子供は、親が変わっていく姿をしっかり目に焼き付けますから。
そのためには、今まですがっていた「被害者意識」というものを手放す覚悟が必要です。
なぜ被害者意識で生きてきたかというと「それが自分にとって楽だと思ったから」なんです。
人のせいにして生きられるというメリットがあるからです。
メリットを超すものに目を向ける
このメリットを超すものが「欲しい」という思いがなければ、変わるのは難しいです。
それは「自分の人生の舵を自分が握っている感覚」や「自分を表現できる自由」などです。
あなたが「そっちの世界に行きたい!!」と猛烈に思った瞬間、一気に人生の角度が変わりはじめます。
そのサポートをするのが、わたしは楽しいんです。
あなたも本当の「楽しさ」に気づく人生を歩んでみませんか?
- 親の偏った考えを洗い出してみる
- 自分が握りしめてきたメリットに気づく
- 本当に得たい喜びに意識を向ける
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