自己肯定感が高い人とは、つまり「素直」な人。
どうも、あおちゃんです。
自己肯定感が高いって、一体どういう人のことだっけ?自信満々な人?それとも、いつでも明るくてポジティブな人?
自己肯定感と聞くと一見「堂々と振る舞う人」のように勘違いしてしまいますが、簡潔に言えば「素直な人」です。今日は自己肯定感が低い人に向けて、自己肯定感が高い状態が想像しやすいようなお話をしていきます。
自己肯定感が高い人とは
自信満々に振る舞うことや自分を大きく見せることは、自己肯定感とはなんら関係がありません。「自分はできるんだ!!」と無理やり奮い立たせることでもありません。自己肯定感が高い人というのは「ありのままを素直に認められる人」です。
知らないことを「知らない」と言える。弱い自分も自分の一部として認められる。「助けてほしい」が言える。マイナスなこともすべてひっくるめて受け止められる力です。
だから「こんな自分は自分じゃない」と否定したり、つらいのに明るく振る舞ってみせたり、知ったかぶりをして賢さを演出しているのも「素直じゃない」行為になります。
素直になるためには
赤ちゃんは無防備で、全信頼を親に委ねています。この頃はみんなもれなく素直さを持っていました。ところが「素直な自分」を安心して出せない環境で育った場合、気持ちに嘘をついたり強がることを身につけてしまうのです。
素直な自分を取り戻すためには、他者への恐怖を信頼に変える必要があります。素直に自分を出すことを許せてもらえなかったから、人が怖いのです。怖いから攻撃されないように「強くあらねば」「賢くあらねば」と装備をことさらに固めてしまうのです。
だから「素直な自分を安心して出せる」環境が必要です。そして、他者に弱みを見せる練習をするのです。最初は受け入れてもらえるか、ものすごく怖いと思います。
でも、弱みを見せることは相手への「信頼の証」であることを知ってほしいです。いつも強がっている人が、自分だけに弱みを見せてくれたら?相手はきっと「頼ってくれた」という喜びや貢献感を感じることができますよね。
疎外感は自分が作っている
自己肯定感が上がると、孤独や疎外感が減っていきます。強がって素直でないうちは「人を信頼していない」ため、他者との関係がどんどん気薄になっていきます。野良犬のように吠えて、自分で自分を孤独に追いやっているようなものです。
「自分を良く見せようとする」ことよりも「他者と信頼を築くこと」の方が価値の高いことだとわかると、素直な自分を見せることに抵抗がなくなってきます。「この人になら」という人をまずは見つけてみてくださいね。
愛される人とは「素直な人」「自分に忠実な人」です。もっともっと人に弱みを見せて助ける隙を与えていきましょう。
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