自分を幸せにした分だけ人を幸せにできる。

自己肯定感を上げるメンタルケアブログ

実家暮らしよ、胸を晴れ。

 

こんにちは〜。あおちゃんです。

  

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昨日こんな記事に出会いました。

 

kono3310.com

 

今現在、実家暮らしであるわたしに、とっても刺さった内容でしたのでシェアさせてもらいました。(写真も個人的にすごくストライク!) 

 

「ひとり暮らし=自立」というイメージが付きまとうため、実家暮らしだってこと何か言いづらいんですよねぇ。こういう「言いづらさ」は、「生きづらさ」に直接関わってくるものなので、ちょっと掘り下げてみようと思います。

 

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実家暮らしの現状 

 

父が亡くなって、兄が結婚して、今わたしは母と2人で暮らしています。母より家にいる時間が長いため、家事の割合も、生活にかかる費用も、ひとり暮らしをしている人とたいして変わりがないのがわたしの現状です。かつては、ひとり暮らしをしてみようかなと思ったこともありました。でも、わたしは以下の理由で実家暮らしを続けることを選びました。

 

そこに住みたい!といった明確な動機がない 

この会社のこの仕事でないと!この地域のここに住みたくて!

そういった具体的なきっかけが、シンプルにありませんでした。

 

後にも述べますが、住みたいところには短期ステイするという形で叶えていましたし、何か参加したいイベントがあればその度に迷わず飛んでいたので、 関西関東どちらも行きやすい地元(愛知)って逆に最高じゃん?ってなっていました。

 

親に少しでも還元したい 

家賃として払う金額と、家に生活費として入れている金額がそんなにたいそう変わりないのであれば、ひとり暮らしにかかる費用を、知らない誰かに払うより育ててくれた親に払いたい。父が亡くなった今、生きている片親の存在に、精一杯感謝しこれからも元気に生きてほしいという気持ちが人一倍強いです。シンプルにマザコンです。

 

住めば住むほど、地元が好きになってきた 

不思議なもんです。学生時代は、都会でも田舎でもないこの中途半端な地元がものすごく気持ち悪く思えて嫌いでした。時代の流れに鈍感なお年寄りばかりだし農作業が盛んなので、そこら中で田舎あるあるの物々交換が執り行われていました。学生時代からある廃れたショッピングモールは、今も昔もずっと売っているものが変わりません。

  

でも、自分の視点が変わると欠点だと思いこんでいた部分が180度ぐるっと利点に変わるのです。

 

無農薬野菜が毎朝食べられる幸せは、健康な食生活を送る上でとても重要だし、HSPであるわたしにとって騒音や電磁波、都会の異臭などに悩まされることなく安全に暮らしていることは、心の健康度を保つ上でとても大切な環境でした。

 

 自分が変わると、見える世界がまるで変わる。これは、自己肯定感をアップさせていく過程と全く同じです。 

 

生まれ育った環境と違うところに住んでみる

 

実家暮らしの「甘えている」「社会人として未熟」みたいなマイナスイメージに苦しんでいる人にはひとり暮らしではなく、生まれ育った地元とは全く違う環境に住んでみるという選択肢を強くおすすめします。わたしは、2度ほどその経験をしています。

 

・沖縄/住み込み/2ヶ月

・オーストラリア/ホームステイ/3ヶ月

 

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知らない土地の違う文化や習慣、考え方に衝撃を受けます。

 

今まで信じていた自分の中の常識が、ただの思いこみの狭い範囲の世界であることに気づくことができ、自分にとっての「ちょうどいいところ」を探る感覚が身につきます。(=これをわたしは調整力と呼んでいます)

 

このように、「荒波に揉まれて、自分の幅を広げることができる」ならば、ひとり暮らしに限らず、きっかけは何だっていいと思います。実際、実家暮らしのままでも「意見が通らない」「自由に行動できない」「喧嘩が絶えない」など、人間関係を築く上で大切な荒波に揉まれているわけですからいい経験をしているのではないでしょうか。

 

人それぞれの人生。これでないとダメ、なんていものは存在しないのですから、決めつけてくる人がもし目の前に現れたら、全速力で逃げましょう。

 

どっちが偉いか偉くないか論争にピリオドを

 

実家暮らしが肩身の狭い思いをしている件に関連して「イクメンは偉い」「ワーママはすごい」みたいな風潮にも違和感を覚えます。

 

心理学を通してわかったことの1つですが「他人を上か下かで判断することは、劣等感に苛まれている証拠」なのです。上下関係の連鎖を生むことより、横の関係を築いたほうが幸せなのは目に見えていますよね。 こういった競争や比較が、自分の中から、そして世界から少しでもなくなればいいなと願い、これが私が発信している意味の1つとなっています。

 

本当の自立とは

 

1人で暮らせるようになったら、自立。金銭的に人に迷惑をかけなくなったら、自立。

 こういった物質的なものが自立であると勘違いしてしまいがちですが、本当の意味の自立とは、自分がしたすべての行動に、自分で責任をとること。

 

それは、人に対して精神的に依存した状態でないことを指します。恋愛や夫婦や親子関係すべてに共通するものですが「この人がいないと生きていけない」(あなたに捨てられたら、わたし死ぬ!)と思い込むのは、自らを弱者になり下げる行為となり、非常に不安定で他者と良好な関係を築くことが困難です。この状態の人がひとり暮らしをしていても自立している、とは言えないと思います。 (ここでいう依存とは、恐怖からくる固執のことです。できるだけたくさんの人と支え合って生きるのが理想)

 

信頼は、自立したもの同士が支え合った上に確立できるもの。実家だろうが田舎だろうが未婚だろうが病気だろうが、関係ない。

 

実家暮らしでも、胸を晴れ。

 

 

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