HSPの恋愛事情。ダメンズウォーカーだった私の今までについて。
こんにちは〜。あおちゃんです。
HSPとは・・
Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略。
簡潔に言うと、「人よりも繊細で敏感な性質を持つ人」という意味合い。さまざまな刺激に過剰に反応してしまう気質、そうした気質を有する人を指す言葉です。アメリカの心理学者、エレイン・N・アーロン博士が1996年に提唱しました。
セルフチェックはこちら↓ (わたしは全部チェックが入ります。え?これが普通じゃないの?って思いました)
http://hspjk.life.coocan.jp/selftest-hsp.html
みなさんは楽しく恋愛できていますか?恋愛って、ついつい自分を見失ってしまいますよね。相手に合わせていることが基準になっていると、ただの都合のいい人になって相手をヒモ状態にしてしまいかねません。
HSPを始めとする繊細な人は、敏感に情報をキャッチしすぎてしまいます。その繊細さが故に、わたしは恋愛で散々やらかしてきたわけです。その一部始終を冷静に振り返りたいと思いますので、よかったら滑稽だなぁと笑ってやってください。
ダメンズツアー。メンバー紹介
どんなタイプの人と付き合ったのか。メンバー紹介のようにつらつらと書いていきます。元彼達ごめん。感謝してるよ。主観満載でどうぞ。(わかり易いように項目を分けましたが、同じ人が被っていたりします)
10円単位で割り勘!ケチケチ男
圧倒的に自分の方が食べるのに、10円単位でどんなときでも割り勘を貫く。例え本田翼が彼女だとしても、割り勘を承諾しなかったら振ると言っていました。(もうこの時点で何だこいつ!鏡を見ろ!!と思ってんだから、即別れればよかったのですが、変な情が出て2年近くも付き合ってしまいました。時間は有限。)
爆音ヘビメタ男
わたしがどんな音楽が好きかとか一切聞いてこない、関係ない。俺が好きなものはお前の好きなもの。とりあえず、聞いとけ的な感じで、脳みそまで響くようなヘビメタをひたすらかける。(わたしが一番苦手なジャンルです)ちなみに行きたくもないスノボに向かう朝4時の車内とか(眠気防止の為)。ただの地獄です。
インテリア男
とにもかくにもインテリア。若くして自分で家を建てたため、インテリアで頭がいっぱい。デートはもっぱらリサイクルショップを始めとする家具めぐり。わたしの見た目を気に入ってくれていたため、友達に自慢するためにわたしを使っていたもよう。わたしはあの時インテリアの一部だったのではないかと思う。中古扱いすんじゃないよ。
2重人格猫かぶり男
愛情表現が豊かだったが、土日しか会っていなかったため、夜勤をしていた相手の平日のアップアップの精神状態を知らずに同棲。一緒に住んだ途端、豹変してあらゆることに感情をあらわにし、制限をつけたり束縛してくる。婚約するものの、取り消すと言ったりやっぱり戻ってきてほしいと言ったり。完全に精神不安定。ちなみにAB型でした。
劣等感まみれの引きずり男
劣等感の塊。「俺なんて」と「私なんて」の共鳴。わたしがひとりで楽しく出かけたりしていると、浮気をしていないか何をしているのか探ってくる。わたしだけが活躍するのが許せない。応援できない。(つまりライバル)お前も俺と同じレベルに留まれという引きずり行為を繰り出してくる。
と、ざっくりまぁこんな感じです。なかなかしくじってますでしょ‥。まだまだ、結婚していたっぽい人だったり、既婚者に巻き込まれた系もありますが‥割愛。当時は「なんでみんなわたしを大切にしてくれないの??」という気持ちでいっぱいでした。
でも今は「わたしが彼らをそうしていた」ということがよくわかるのです。
ダメンズばかりを引き寄せてしまうわけ
「自分なんて」と思っているから
「こんな自分でゴメンナサイ」オーラを出して自分を責めていると、相手からも同じように扱われます。そして、「自分に寄ってくるのは所詮こういうタイプなのだ」と卑屈になり、それを強化する行動を繰り返します。
NOが言えない
「NOが言えるようになるまで」については、こちらに詳しく書いています。よかったら参照ください↓
嫌われたくない、いい女だと思われたいから、本音が言えず、弱音が吐けず、溜め込んで抱えきれなくなって爆発。これ、男の人が最も嫌う行為の1つになります。その都度言ってくれよ!ってやつです。
HSPは刺激に敏感なため、1日中デートをするとそれだけでぐったり疲れます。騒音や匂い、人混みや相手の言動に加えて、行きたくない場所も、食べたくないものも、気を使いすぎて言いたいことが言えないのですから。
恋人なのに、深い仲になれない。そんなジレンマをいつも抱えていました。総じて言うと、自分を隠して接していました。なんだかまるで、自己否定を強めるために恋愛をしていたみたい…
そして、これについてもまた別で書こうと思いますが、自己肯定感が低い者同士が引き寄せられて結婚すると、生まれてくる子供も同じく自己肯定感が低い子供になってしまうことが多いのです。
自己否定の連鎖。まさに、わたしの育った家庭環境がそれでした。
まずは、自分が自分を幸せにすると決めよう
誰かに幸せにして貰おうと思わないこと
無理して恋愛しようとしない。HSPは下手な人と付き合うくらいなら1人の方がマシです。自分と向き合う時間を確立させてから、相手と関わるようにします。相手の気持ちはもう充分すぎるほどわかろうとしているので、相手の気持ちの前に、自分をストレスから守ることを最優先にしましょう。その方が、廻り廻ってみんなも幸せもなります。
伝える習慣を身につける
振り返れば、ちゃんと素直に伝える努力をしていれば、こんなにダメンズを渡り歩くこともなかったと思います。伝える内容も「なんでこうしてくれないの」(わたしの思い通りに動いてよ)ではなく、「わたしはこれが苦手で、こんな風になってしまうんだよね(わたしはこういう人間です)にします。
自分を悲劇のヒロインに仕立て上げてはいけません。相手と対等の関係を目指すことで、自分の意思をしっかり伝えることができます。恋愛は、自分の思いを伝えるいい練習です。たくさん転んで、上手な転び方を学べばいいと思います。
付き合う人を選ぶ
わたしを「いい」と思ってくれている人の中に「自分の思い通りにできそう」だから「いい」と思っている人もいます。協力関係がちゃんと築ける人と、仲を深めるようにしました。
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恋人とはいえ、すべてを明け渡すのではなく、自分の時間や距離感を大切にできる関係がいいですよね。
「相手ありきの自分」で振り回されるのではなく、振り回しちゃうぞ、くらいで女はちょうどいいと思います。一緒に無理せずいきましょう。
ちなみに、わたしがHSPでよかったな〜と思う理由の1つが、こういった「深く分析する」能力を持っていることです。とことん活かすべし。
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