NOと言えなかったわたしが、自己主張できるようになるまで。
どうも、心理セラピストのあおちゃん(id:kenkowota_ao)です。
人生に「主体性」を取り戻すサポートをしています。
日本人って、「NO」が言えない人が多いですよね。
そういう教育に仕向けられた国民だから、と言ってしまうと終わりなのですが・・
こういう時代だからこそ、自分の意見がはっきり伝えれる力を育てていくことは必須だと実感しています。
なぜ「NO」と言えないのか
相手に嫌な思いをさせたくない。傷つけたくない。
でも実際は「NO」と言われると、自分が否定・拒絶された気分になる。
「自分の評価や印象を崩したくない、嫌われたくない」が一番根底にありました。
だから、過去に何度も「わたしの本音が知りたい」相手をイライラさせてきました。
そのせいで関係がギクシャクしたことがたくさんありました。
「NO」が言えないと
「NO」が言えないと、人と本音でつながることができません。
「NO」が言えない人は、自分の黒い部分を認めたくない人でもあります。
人間はみんなグレーです。そこを認めていくことと
本来コミュニケーションというのは「お互いの意見を伝え合う」ことにあるのだということを理解する必要があります。
「わたしはこうしたいんだ」を伝えていく
わたしは、タイやベトナムに旅行に行った際、断らないとやってられない、前に進めない!というほどの勧誘に付きまとわれた経験があったのですが、今思うとあれはとても良い経験だったなぁと思います。
思考を挟まずに、自分の中の感情が表に出されたからです。
「わたしは、それ要らない」「しつこくされても、買いません」
あそこまではっきり伝える場面って毎日同じ環境の、無難な人間関係の中ではなかなか機会がありませんから。
(心理セラピーではこういう感情の吐き出しをガンガンやりますよ)
相手も「日本人は断れない」というところをよくわかってうまく突いてきてますしね。
相手から「ノー」と言われる経験を積む
あとは、相手から断られるという経験を積むととてもいいと思います。
断られるということは、誘うというアクションが出てくるので、誘うことにもたぶん抵抗がある方が多いかもしれまんが。
「ノー」という感覚をもっとフラットに考えると楽です。
「ノー」というのは、拒絶ではなく、相手の意思。
「たくさん選択肢がある中の、1つ」なわけであって、告白してふられたとしても、人間性を否定されたみたいな気持ちになるのは間違ってます。
たまたま、今のその人には「必要ない」と判断された、だけの話。
最近の日本人男性は振られることを恐れて、そもそも告白しない人が多いですが、外国の方は割とガンガン行く人多いですよね。
それは、メンタルが強いとかいうよりも、感覚的に断られることに慣れている、断られることが気にならないくらい普通のことだと思っているからでしょう。
断られることが怖い人は「断られる=自分の存在価値が減る」と感じてしまう、つまり自己肯定感が低い人なのです。
「ノー」を受け入れることは、相手を尊重すること
選択肢の自由を認めてあげる。
これができると、自分が出す「ノー」も相手が出す「ノー」も受け入れることができて、いちいちその選択に落胆したり振り回されることなく
「イエスでもノーでも、あなたが選ぶならどちらも受け入れます」と言えるような、心の余裕が生まれます。
そんな許容力に溢れたコミュニケーションがしたいですよね。