あなたの幸せを邪魔している、呪いの言葉。
こんにちは〜。あおちゃんです。
今日はコロナでずっと流れてしまっていた、セラピスト関連のオンラインセミナーを受けていました。深く集中することは得意なのですが、3時間ともなると、やはり途中で集中力がプツッときれてしまうんですよね‥とほほ。HSPさんでも長時間集中できないよ〜って人、多いのでしょうか。
自己対話という名のセルフカウンセリングで、今となっては、ほとんど自分を責めることはしなくなったわたしですが、今日人と話したことで「自分を低く見積もってしまう」癖が、まだ見え隠れしていることに気づきました。
今回は、長年わたしを呪い続けている言葉についてのお話をしようと思います。
心に深く刻まれた父親の一言「とろいな」
わたしにとって、呪いの言葉は、今はもう亡き父の口癖の中にあります。
それは、「お前は本当にとろいな!」です。
(何故かヤフー知恵袋より引用)
これって方言なのですね‥。(ちなみに父は名古屋育ち)つまり、のろまってことです。父親からしたらそこまで深い意味じゃなかったかもしれません。何か問題起こした相手に向かって、キツいツッコミ的な感じでよく繰り出していたと思います。
でも、小さい子供であるわたしには、この言葉は本当に威力があってきつかったのです。言い方がもう何ともヤクザみたいな剣幕で‥。お味噌汁をこぼしたり、動きが遅かったり、頭をぶつけたり‥子供にとっては当たり前と思えるようなことで怒鳴られていたため、深く傷つき「とろい自分は何をやってもうまくいかない」が形成されていきました。
その後、昼休みにまで給食を食べ続けたり、どもりのような症状で言葉を発するまでに時間がかかったり、着替えが遅かったり、みんなとは違う「とろい自分」を強化するような行動を繰り返すようになりました。
みんなから、そう言われているような幻想
他の人はできるかもしれないけど「自分には、できない」。この幻想が、社会人になってからもずっと纏わりつき、みんなに置いていかれるような感覚で何をしても胸が苦しくなり呼吸が浅くなりました。自分ひとりだけ取り残されるという夢を何度も見ました。
「父親だけがそう言っていた」が事実なのに、親というのは子供にとって絶対的な存在なもので、いつしかわたしの頭の中では、周りのみんなもそう思っているに違いないという幻想に変わってしまいます。
自分で自分を急かす
父はもう亡くなっているし、誰も何も言っていないのに、ずっと父親の言葉を頭の中でリピートし続ける日々でした。1日何も予定がないのに、何故か無意味に「早く早く」と自分を急かし、何かドジをすると「なんでこんなにとろいんだ!」と責め立てる。そんなことがちょっと前まで当たり前でした。
自己肯定感を取り戻し始めたときに「あ、めっちゃ自分で自分を急かしてる」と気付き、マイペースを何よりも大事にする暮らしに変えていきました。
以前は、何か行動する度に「ドジするのではないか」と恐れていたら案の定、ということが多発していましたが、それもなくなり、また、何かドジをしても「ドジしちゃったね〜でも片付ければ大丈夫大丈夫!むしろここ掃除できて最高じゃん、イエー」と声がけすることができるようになりました。
自分で取り切れなかった呪いは、カウンセリングが必要
また未だに顔を出すな〜という部分は、やはり人と関わったときです。「何をやってもうまくいかない」という部分が、自分より能力が上だと感じた人との会話に出てしまいます。「(その人に比べて)わたしのここがまだダメなので、早くあなたのようになりたい。」という言葉を発した時、わたしの中のわたしが泣いていました。
このラスボスの呪いの根っこに関しては、セルフで対応するのは難しいと判断したので、9月に本格スタートする最新の心理セラピー受講内で、先輩講師に取り除いていただくまで保留です。が、それすらも慌てないことにしました。わたしをまた急かすことになるから。
本当に欲しかった言葉は
「自分の思うように時間かけていいんだよ」「自分のペースでやっていいんだよ」と、わたしは、「本当は親になんて言って欲しかったのか」を想像することで自分への言葉がけがとても優しくなりました。
呪いのきっかけは他人だとしても、それを採用し、ずっと心に刻み続けるのは自分自身です。いつまでもそれを大切に守り続ける意味はありません。普段使っている言葉遣いで、自分に呪いをかけ続けているものはありませんか。その呪いに気づけただけでも、人生は確実に好転していきます。
そして、こういった呪いを少しでも早く確実に取り除き、残りの貴重な人生を、多くの人が安心に生きられるように、そんな手助けが、わたしはしたいのだと心から改めて思った1日でした。
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