【加点法を取り入れよう】自己肯定感が上がらないのは、期待値が高すぎるから。
どうも、HPS気質の心理セラピストあおちゃん(id:kenkowota_ao)です。
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「被害者人生にサヨナラ!」主体性を取り戻す生き方の支援をしています。
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今朝、Twitterにこんな投稿をしました。
https://twitter.com/kenko_otaku_ao
自己肯定感を上げたいのに、なかなかこじれてうまくいかない。
その理由は「期待値を上げすぎてしまっている」ことにあります。
自己肯定感が低い人は、自分への期待値が異様に高いのです。
自己否定しているのに期待値が高いってどういうこと?という部分を、今日はお話していこうと思います。
自分を過大評価しすぎ
自己肯定感が低い人には、2つのタイプ(性質)が混在しています。
自分を低く見積もり悲観視するタイプと自分は悪くない!と攻撃するタイプです。
「自分が悪い」で自己否定し悲観視するタイプの本心は「本当は自分はもっとすごいはずなのに。こんな人間じゃないのに。なんで「そう」なれていないのか?」とすごい自分になれていない「今の自分」を責め立てます。
一方、「自分は悪くない」 で人を攻撃するタイプは「自分はそんなダメなやつじゃない」と、「弱い自分の存在」自体に目を向けず、認めようとしません。
どちらも、自分の「在り方」のギャップに苦しんでおり、そしてどちらも「弱くてダメな自分」を認めてはいません。
ありのままを受け入れる
どんな人も「ダメな弱い部分」を必ず持ち合わせます。
自己肯定感を上げるには、そんな部分をひっくるめた「ありのままの自分」を受け入れることから始まります。
でも、自己肯定感が低い人は、そんなことをすっ飛ばして、とにかく自分に対する期待値の基準を高く設定してしまっています。
これも、幼少期に築きあげた「親の自分に対する期待」に、自分が応えなくてはいけないという義務感から膨らんだものがほとんどです。
期待値と現実のギャップが、かけ離れればかけ離れるほど、自己肯定感はすり減って苦しくなってしまいます。
だから、もう「強い自分」を目指すのはやめて、弱い自分を潔く「認める」ことに注力できればよいのです。
失敗も弱さも、認めることができれば、怖さが減り肩の力が抜けていきます。
加点法を取り入れよう
失敗や弱さを過敏に恐れるようになってしまった原因の一つとして、今まで減点法で考えてきたことが挙げられます。
期待値が上がりすぎると「理想の自分」が基準となってしまい、できていない「今の自分」を減点して評価することなります。
簡単に言えば、自分に対して「無いもの探し」を日々している状態です。
例えば、規則正しい生活をするのが理想の自分なのに、寝坊してしまった(−1点)、遅刻してしまった(−3点)など。✕をつけている感覚です。
一方、自分は弱くてダメな部分がある「今の自分」を基準にして、今日も元気に起きれた(+1点)、会社に事故なく辿り着けた(+3点)、など「在るもの」探しをしていくのが加点法になります。◯をつけていく感覚です。
加点法に切り替えると、強い自分や理想の自分になろうとしていたことがある意味どうでも良くなり、今の自分にしっかり目を向けられるようになります。
期待値を上げて減点していくと、道のりが険しく感じられ、進むこと自体が怖くなってしまいます。
自己否定とともに常に減っていく恐怖が芽生えるからです。
だから、自分の弱い部分を受け入れた上で、加点をしていくこと。
そうやって「在るもの」を積み木のように積み上げていくことが、自己肯定感を健全に上げていく道です。
自分の在り方とのギャップに苦しむ人は、ぜひこれを意識して少しでも楽になってくださいね。