コンプレックスはただの個性。短所は、リフレーミングで見方を変えよう。
どうも、あおちゃんです。
今朝、Twitter村でこんな投稿に出逢いました。
https://twitter.com/yoshie53yooshi
(HSP仲間のあんこさん)
いやぁ〜同感。わたしも、住めば住むほど地元が好きになってきたことを、こちらの記事でも書いていますが↓
これって「嫌いな人は何しても嫌いに感じるし、好きな人は何しても好き」が自分を通して起きているわけで、早い話が「自分の見方が変わった」わけなんです。
わたしも、自分が嫌いだった時はすべてが短所に思えたのに、自分を受け入れ始めたら何が嫌いだったのかわからないほど短所は消え去り、ただただ毛嫌いしていただけだったことに気づきました。
今日は、わたしの実際のコンプレックスの話を踏まえながら、わたしに大きな変化を与えてくれたリフレーミングについてのお話をします。
巨乳が正解と思っていたわたし
突然ですが、わたしは巨乳ではありません(普通です)。胸が大きく見えるファッションを特集した雑誌や、巨乳グラビアアイドルがいつも男性誌の表紙を飾っていることなどから、ずっとわたしは「男の人はみんなもれなく巨乳が好き」という見方を持っていました。
そして、付き合う人に対して「巨乳でなくてごめんね‥」(巨乳好きかどうかも聞いてないのに)という気持ちがいつも芽生え、気づいたら「巨乳でないわたしの体はNG」というコンプレックスが根付いていました。
しかし、ある日突然「胸が小さい人が好き」という人が目の前に現れたのです。どうにも信じられなくて、思わず「冗談でしょ?」「でかいのが好きじゃなくて?!」と何度も確認してしまいました。
その人は、有名スタイリストさんでした。「大きい胸は下品に見える」「全体のバランスが悪くて美しくない」と昔から思っていたそうです。だから、巨乳の人は恋愛対象に入らないというか、貧乳かどうかでまず選ぶと言っていました。あまりにも衝撃だったので、わたしの今までの胸のコンプレックスをその人に伝えたら、お腹を抱えて笑っていました。
「あれ‥どうやらオシャレさんほど、巨乳好きではないのかもしれない」
わたしの言う「みんな」って一体なんだったのだろう。所詮相性なのだな〜と感じたその時に、それがもうコンプレックスではなくなったのです。
コンプレックスは思い込み
振り返るとわたしは、コンプレックスまみれでした。自分が嫌いだと、発する声すらも嫌い、何もかもが嫌いでした。学生時代にも、高い声の方が女の子らしくて可愛いと思い込んでいたために、「杉本彩みたいなセクシーな声」だと茶化されたとき、やっぱり自分の声は変なんだと確信し、とても恥ずかしくなった経験があります。
でも、自分を受け入れ始めてから、わたしの声を聞いて「キンキン声じゃないからこそ、癒やされる」「落ち着く、ずっと聞いていられる」と言ってくれる人がつぎつぎに現れたのです。自分の思い込みの反対側にはいつもそうやって、それを「良い」と言ってくれる人が必ずいることを知りました。
リフレーミングで見方を変えてみよう
「その物事をどう見るか」は、自分自身で選ぶことができます。ありのままの性質がそこにあるだけで、それを短所と決めるか長所と決めるかは自分次第だからです。ある視点ではマイナスでも、別の視点ではプラスに働く。このように、今までの考えとはまた違った角度からアプローチすることを「リフレーミング」といいます。
リフレーミングとは、出来事の枠組み(フレーム)を変えることで、出来事に別の視点を持たせるものです。
リフレーミングに関する有名なたとえ話ですが、コップに水が半分入っている時、「半分しか入っていない」というフレームと「半分も入っている」というフレームでは物事の感じ方が異なってきます。
「半分しか入っていない」というフレームでは、不満や不足を感じるでしょうが、「半分も入っている」というフレームでは、満足や喜びを感じることができるでしょう。
このように、同じ出来事でもフレームを変えるだけで、物事の感じ方を変えることができます
(日本NLP協会 公式サイトより引用)
※「リフレーミング表」で検索するとたくさん変換表が出てくるのでよかったら参考にして自分の短所も捉え直してみてください。
わたしは、自分の短所やコンプレックス、自分にとってマイナスだと思っているものをすべて書き出し、リフレーミングによって違った側面を探っていきました。
【飽き性】好奇心旺盛、切り替えが早い、ネタに困らない
【繊細】人の気持ちがよくわかる、気が配れる
【おとなしい】穏やか、相手の話を受け入れる余裕がある
【変わり者】個性がある、自分の世界や信念がある
すると、自分がどれだけ一方向からしか物事を見ていなかったか、その視野の狭さに気づくことができました。そして短所こそが、自分の長所であり個性だったのです。自分を嫌いな時には長所は「我慢強いこと」しかなかったのに、ですw それからは、自分がどの視点を採用するのかを、よくよく考えるようになっていったのです。
自分がノーマルと考える
結局、コンプレックスの始まりは、いつも「世の中の大多数が正解」で「自分がはみ出し物」という思い込みからでした。いつも世間の声を正解にして、NGを出していたのは自分でした。
「あなたって、変わってるね」と言われたら、あなたは嬉しいですか?はみ出すことがいけないことだと思っていた頃のわたしは、この言葉を聞いていちいちショックを受けていました。
でも、その人にとってわたしが変わって見えるのだとしたら、わたしからしても「その人」は変わって見えるのです。それは、コインの裏と表の関係だからです。表が正解なわけでも、裏が正解なわけでもありません。
デブ専という言葉があるように、太っていても、ハゲていても、ブサイクでも、個性にしてしまえば短所ではなくなってしまいます。見た目が圧倒的に不釣り合いなカップルだってたくさん存在します。コンプレックスに悩んだら、自分が見本にするべき人を探してみてください。
好き嫌いというのは本当に人それぞれで、時代によっても大きく左右したりします。だから周りに価値を合わせるのではなく、意志を持って「自分の見方」を選び、これからは「自分がノーマル」という捉え方で、世界を見てみましょう。
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