【やりたいことがわからない】人の顔色を伺う自分をやめるために。
どうも、心理セラピストのあおちゃん(id:kenkowota_ao)です。
人生に「主体性」を取り戻すサポートをしています。
いつも人の意見を優先してしまい、わたしは意志が弱いのかな?と感じています。
こんな風に悩んでいる人に向けて、今回はその対策をお話します。
- 自分はいつも、後回しにしてきた
- 自分を生きる覚悟をきめよう
- 主体性は守ることから
自分はいつも、後回しにしてきた
やりたいことがわからない
「好きなことを仕事に」
この言葉が世の中に蔓延し、やりたいことに思い切って飛び込む人も多いのではないでしょうか。
でもそんな反面「そんなこと言っても、そもそも自分の好きなことややりたいことがわからないんだよ」と悩んでいる人もとても多いですよね。
実は、わたしもかつてそんな人間でした。
期待に応えようとした
なぜ自分のことなのに、わからなくなってしまったのでしょう。
自分の人生なのに本当に悲しいですよね・・
でも!自分のこと、決して諦めないでください。
実は、自分の感覚が麻痺してしまっているのは
人の感覚を優先して生きてきた証拠なんです。
親の喜ぶ顔が見たくて、幼いころから「期待に応えよう」としてきた。
いい子でいようと決心したあの日から、自分の気持ちや感情に蓋をしてきたのです。
依存関係が生まれる
誰かの期待に応えようとすることは、仕事でも求められる姿勢です。
でも「期待に応えるためだけに生きる」になってはいないでしょうか?
親の思うままに自分が従っていると、そこに依存関係が生まれて精神的に自立できなくなっていきます。
親があれこれ口を出して決めてしまうことで、本人は何かを考えたり、決断したりする力をなくしてしまうのです。
人の顔色を伺う
相手に合わせることが基本になってしまっていると、相手の出方次第で自分の意見を変えるようになります。
顔色を伺ってとっても精神的に疲れるのは、相手によって自分が仮面を付け替えているからなのです。そりゃ疲れますよ‥
そうやって誰かの意見や世の中の常識に自分を合わせていくので、あたかもそれが自分の意見だと勘違いしてしまうわけなんです。
自分を生きる覚悟をきめよう
花は咲き方を変えたりしない
道に咲く花を見てください。花は、見る相手に合わせてコロコロ咲き方を変えたりしないですよね。
自分の咲きたいように目一杯いのちを全うします。
それなのに、道行く人が勝手に「綺麗だね」って通り過ぎます。
期待に応えようとしていないのに、ですよ。
期待に応えなくても、いのちの価値が変わることなんてありません。
怖さに寄り添おう
とはいえ、長年抑えてきた気持ちや感情を解放するのは怖いものです。
最初はとても勇気がいると思います。
なぜなら、主体的に生きる恐怖が幼少期に植え付けられてしまっているからです。
親の期待を裏切ったら見捨てられる!
子供のころは、親に見捨てられたら最後・・命に関わります。
恐怖というのは体がしっかり覚えています。
「幻想だからもう大丈夫だよ~」と何度も何度も落ち着かせましょう。
自由に生きても、決して居場所がなくなるわけではありません。
自由と恐怖は別物。切り離しましょう。
そして「今まで無視してごめんね」と「今まで本当によくやったよね」を自分に声がけし、じんわりいたわってあげてください。
誰かのせいにして生きないと決める
そして、親の価値観と自分の価値観をイコールにしないことです。
自分の中で採用してきた義務感を、改めてよく見つめてみましょう。
「親が言ったから」というルールにどれだけ縛られているかに気づくと思います。
こういったルールが、生きづらさの要因となります。
そして、恐怖の代わりに必要なのは人生への責任です。自分の人生は自分が責任をとると決めてください。
考えない、感じないことはある意味楽でした。
でも、これからは自分の人生を生きている感覚で、心を満たすことができるのです。
主体性は守ることから
自分の感覚を取り戻そう
自分の人生を生きている感覚を取り戻せると、どんどんクリエイティブな力が湧いてきます。
今まで封じ込めていた分噴水のように溢れ出て、自分を表現することが楽しくてたまらなくなります。
そうなると、勝手にやりたいことや好きなことに気づける感性を取り戻していくので安心してください。
大事なことは、自分を諦めないことです。
自分の時間を大切にしよう
忙しくても、最初は5分でいいので1日のどこかに「自分時間」を作りましょう。おすすめは朝と寝る前。
すべての情報を遮断して、誰とも接触しない自分だけの空間に避難しましょう。
家の中が安全でないのであれば、静かなカフェでも車の中でも構いません。
頭の中に誰も入ってこない時間を作り、ホッとできることを増やしましょう。
そして、カフェに入ったら「今日の気分は何か」真剣に妥協しないでドリンク選びに悩んでください。それくらい些細な選択肢から、主体性を意識してみてください。
境界線をもとう
今までさんざん人に合わせていたことで、こころの疲れが溜まっています。
つねに意見に同調を求める人や噂好きの人とは距離を持ちましょう。
疲れが少しずつ減ってきたと感じたら、「できるかも」と思える範囲の小さな挑戦を積んでいきましょう。
・人との会話を「そうなんだね~」でやり過ごしてみる
・約束していたことを思い切ってドタキャンしてみる など
積み上げてきたルールを破っても「案外大丈夫なんだ」という経験を積み上げて、恐怖を安心に変えていきましょう。
- 怖さに気づいて寄り添おう
- 人の価値観と自分の価値観をイコールにしない
- 自分時間を確保しよう
- 境界線を意識しよう