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自己肯定感を上げるメンタルケアブログ

悩みの「種類」が変わるだけで、どのポジションにも悩みの種がある。

 

どうも、あおちゃんです。

 

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三浦春馬さんのニュース‥本当にびっくりしましたよね。ご冥福をお祈りします。Twitterでは「あの三浦春馬さんでさえこうなるのだから、生きているだけでみんなすごい」というような投稿を見かけました。

 

行動がポジティブに見えても、心は悩みに支配されている人は多いです。今回は「ポジションが変わっても、悩みの種類が変わるだけ」ということについてお話します。

悩んでいる女性の画像

 

自分には才能がない?

 

「容姿がこんなだから」「病気だから」「根暗だから」

あらゆる理由を並べて、自分は「モテない」「人気者になれない」「活躍できない」と悩みを持つ人がいます。「あの人」として生まれてきていたら、こんなに悩むこともなかったのに。そんな感情を誰しも一度は持ったことがあるんじゃないかなと思います。

 

「あの人」は別の悩みを抱えている

 

しかし「あの人」は悩みがないわけではありません。人気者になればなるほどプライバシーはなくなっていくし、その人気がいつまで続くかわからないプレッシャーや恐怖とも向き合わなくてはいけません。

 

また、SNSによる誹謗中傷やストーカー、脅迫まがいなことに巻き込まれる可能性もあります。「注目される」とはそれだけ危険にさらされることでもあるからです。

 

悩みの種類が変わるだけ

 

会社の役割でも考えてみましょう。新人は新人としての「ミスしてはいけない」プレッシャーがあります。中間管理職は上司と部下の間に挟まれて常に尻ぬぐいをしなくてはいけないし、社長は社員全員の生活を背負わなくてはいけません。

 

結局どのポジションを選んでも、悩みの「種類」がぐるぐる変わるだけなのです。

 

「このポジションを得たら楽になれる!救われる!!」と期待するのは実は非常に危険なことで、「結婚したら今の苦しみから逃れられる」と考えてしまうことも代表的な不幸の種です。

 

何かを築いたら、今度はそれを「失う恐怖」と常に隣り合わせの状態がある。だから、そもそも自分が苦しみに焦点を当てていることに気づかなくてはいけません。

 

悲観から抜け出すために

 

そんなことを念頭に置きつつ、前向きに生きるためにはどうすればいいのか。わたしの大好きなアドラー心理学のこの名言を、ぜひみなさんにも知っていただきたいです。

 

重要なことは

人が何を持って生まれたかではなく、

与えられたものをどう使いこなすかである。

(アルフレッド・アドラー) 

 

同じ環境に生まれても、その境遇を「進むエネルギーに転換できる人」と、いつまでもその境遇に「囚われ続ける人」に分かれる。それは、この考え方が関係するからです。嘆いてもいいけど、嘆き飽きたら今度はそのエネルギーをどう転換させるかについて、じっくり考えていきましょう。

 

せっかく生まれてきた「自分」なのです。「失うことが何もない」も才能のうちです。料理だって同じ具材でも調理方法によって全く仕上がりが変わります。「自分をどう使いこなすか」に焦点が向くと、自然とやるべきことも見えてくるのではないでしょうか。

 

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