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自己肯定感を上げるメンタルケアブログ

行動力は才能じゃない。目的を吟味し、小さな成功体験を積もう。

 

どうも、あおちゃんです。

 

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自信を高めるには、小さな成功体験の積み重ねが大事ですよね。だから目標を立て、それに向かってわたしたちは一生懸命努力しようとします。

 

しかし、途中でくじけてしまったり「行動力がないから」なんて嘆いてしまいがち。今日は「目標達成の道筋」について一緒に考えていきましょう。

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そもそもの目的は?

 

子供のころ「何故学校で勉強をしなくてはいけないか」について、教えてくれた大人はいましたか?「あなたの将来のため」「教養のある大人になってほしいから」といった理由では、なかなか腑に落ちませんよね。

 

人は「目的」がわからなければ行動に意味を見出せません。脳は行動に対して動機を求めます。だから「意味がわからないもの」に対してやる気は起きません。

 

そんな「受動的」な学校教育には全くやる気が起きなかったのに、大人になって選んだ「能動的」な勉強に関してはものすごくやる気が湧く。こんな経験ありませんか?わたしにとって心理学がまさにそれなのですが、これは自分発進で「主体的に決めているから」です。

 

目的はカーナビの「目的地」の役割を持っています。そして目標を立てることは「どんな経路を辿っていくか」通過点をどこに置くかといった作業になります。「目的」が落とし込めていない限りは「進む道筋」となる目標を立てることができません。

 

目的と目標の違い

 

行動力は才能ではない

 

わたしは、大人になるにつれて「行動力あるね」と頻繁に言われるようになりました。でも、本来行動力というのは才能ではなく「目的」さえしっかり定まったら自然発生するものなのです。

 

「自分には行動力がない」そう思っている人が本当に多いようですが、行動力はやりたくないことに対して無理やり行動を起こす力ではないのです。ここの勘違いに気づくと無駄に自分を責める必要がなくなります。

 

目の前の「小さな目的」から「人生の目的」まで、自分がしっかり決めることです。人の感覚ではなく、自分の感覚で主体的に決めた「心から向かいたい場所」それが本来の目的なのです。

 

手が届く範囲の目標を立てる

 

目的に沿って目標を立てていくとき、気をつけなければいけない点があります。それは、通過点である目標と目標の間隔をなるべく狭くすること。進むのが嫌になってしまうような「ハードルの高い目標」をいきなり立ててしまわないことです。

 

「小さな」目標達成の積み重ねが、とても大事です。「できたね!」を大切にするためにも、一歩一歩の歩幅をなるべく小さくしてください。これ以上小さくできないな〜と思えるほど細かく因数分解してみてください。

 

成長度に注目する

 

目的のために目標達成を積み重ねることは大切です。が、それよりも自分の成長度を重視することを忘れないでほしいなと思います。

 

目的は時代や価値観とともに変化します。目的地が途中で変わることも大いにあり得ます。どの目的地を選んでも、必ずやる前と比べて「どれだけ進歩したか」という軌跡が残ります。

 

旅だって「目的地」にさえ到達してそのままさっさととんぼ返りすればいいのかというと、そうではないですよね。目的地に行くまでの過程である道のりや出逢いを味わうからこそ、良質な旅となるわけです。

 

目的を吟味することも大事ですが「達成すること」がすべてではありません。人生も旅と同じように成功ばかりに気を取られない「過程を味わえる人」でありたいものです。

  

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