【HSP・繊細さん】自分の特徴を生かして生きる〜仕事・適職編。
どうも、心理セラピストのあおちゃん(id:kenkowota_ao)です。
人生に「主体性」を取り戻すサポートをしています。
HSPって何?って方は、こちらの記事からお読みくださいね。
【HSP・繊細さん】自分の特徴を生かして生きる〜自分を知ろう編。
前回は人間関係によくあるお悩みで投稿しましたが
【HSP・繊細さん】自分の特徴を生かして生きる〜人間関係編②
今回は「心身ともに元気でいられる」繊細さんとお仕事というテーマでお話していきます。
- 繊細さんに向いている仕事
- 繊細さんは、環境が命
- 成果主義に囚われないこと
繊細さんに向いている仕事
適職は大きくわけて、2タイプ
繊細さんは、刺激に敏感でストレスを抱え込みやすいために「どんな仕事に就いたらいいのか」で悩む人が多いですよね。
まずは、繊細さんが活躍している代表的な適職のタイプ2つを見てみましょう。
クリエイター系
感受性豊か&創造性が高さを活かした、芸術・技術の職人肌です。
・アーティスト
・デザイナー
・ライター
・イラストレーター
etc..
サポーター系
共感性の高さ&細やかさを活かした、相手をサポートする立場です。
・看護師
・ネイリスト
・美容師
・カウンセラー
・アロマセラピスト
・介護職
・コーディネーター
etc..
これ以外にも、もちろんまだまだたくさんあると思います。
これらを参考にした上で、お仕事を考える上で一番大事だとわたしが感じていることは、自分のこだわりがどこにあるのか?を実際に感じて確かめることです。
とりあえずやってみる、の大切さ
繊細さんは、ついついリスク回避を重んじて行動できない・・となってしまいがちです。
しかし、興味を抱いたら「とりあえず」やってみることをおすすめします。
そこで感じた違和感は、必ずこれからを歩む上での材料になるからです。
わたしは、ありとあらゆるバイトをやってみました。
そこで気づいたことは、「わたしにとって、自分のマイペースを守れない仕事はアウトだ」ということでした。
わたしは「急かされること」が一番苦手です。
「周りに合わせなくては」という思いが強くなる環境に身を置くと、本来の力が発揮できないことに気づいたのです。
だから、「目まぐるしい現場で、生産性だけを求められる仕事」が向いていないと学習しました。
その時の心身の疲れが、わたしに「向いてないよ〜」と教えてくれたのです。
これは、やってみてこそよくわかったこと。
「やってないから、わからない」が、本当に多いなぁと感じています。
とりあえず、バイトでもボランティアでもいいから、「やってみる!」という選択を踏んでみましょう。
やってみてどう感じたか?がとっても大事。ここをよ〜く掘り下げます。
そして「向いてない」と感じたら、それをしっかり認める、受け入れることです。
ここで苦手を受け入れず、心の声を無視して「苦手意識を克服しなければいけない!」と間違った頑張りをしてしまうと、自分の性質を押し殺すことになり、いずれ心身を壊すことになりかねません。
自分の性質を活かす環境、そして役割を、心に問いかけながら根気よく見つけていくことが大切です。
繊細さんは、環境が命
働く環境を整える
下記の記事でもお伝えしましたが
【HSP・繊細さん】自分の特徴を生かして生きる〜自分を知ろう編。
繊細さんは特に、「どんな環境に身を置くか」でストレスが大きく変わってきます。
耳栓をしたり、パーテーションで仕切ったり、ある程度職場で自分を守るためのストレス対策をすることはできます。
しかし、職場を集中できる環境に整えるのには、雇われている立場だと限界がありますよね。
だから、 フリーランスの道を選ぶ人に繊細さんが多いのも納得できます。
そうすれば、思う存分集中できる環境を手に入れることが可能です。
個人で活躍していくとなると、自由が広がる分、さらに「自分に合うスタイル」の掘り下げが必須になります。
・全国を飛び回るか?地方で活躍するか?
・リアルで活動?オンラインを活用?
・何をメイン媒体として発信するか?
・マネタイズ方法は?
etc..
いずれにしても、自分の感性を無視して決めないことがストレス回避の鍵であることに間違いはないと思います。
しかし「これだ!」と思える仕事が見つかるまでは、わたしはアルバイト+副業をおすすめします。
あまり経歴が重視されない時代には、これが近道だと思っています。
では次は、仕事する上での注意点についてです。
成果主義に囚われないこと
自分を追い詰めない
繊細さんは、1つ1つ深く味わうことが得意です。
なので、マルチタスクを増やさぬよう自分で仕事量を調節することが大切です。
今日はこれ!これさえやればOK!!
で、ハードルをとことん下げること。
自分で自分に負荷をかけすぎたり、過度な期待で押しつぶしたりしないことが長続きの基本です。
これは、加点法が使えますね↓↓
「助けて」が言えるようになろう
そうやってひとりで仕事を背負い込み、自滅することはありませんか・・?
実はそこには、自分の「できない」を認めたくない気持ちが眠っていることもしばしば。
「自分の苦手を受け入れる」同様、「自分にできないことを潔く認める」ことは、チーム全体の流れにとってみれば非常に重要な決断力のひとつになります。
「助けてください」と頼んだり、「何かアドバイスいただけますか?」と相談事ができること。
こうした「自分のことを伝える」コミュニケーションが、結果自分を孤独から救ってくれます。
また、介入しすぎて人の仕事を奪っていないか?についても、以前書いたこちらの記事の「人のお世話をしてしまう」をご参照くださいね↓↓
【HSP・繊細さん】自分の特徴を生かして生きる〜人間関係編①
成果と幸せはイコールではない
世の中には「稼げば幸せになる」「年収〇〇のビジネスで豊かな人生を」など、いかにも成果と幸せをイコールで結ぶような謳い文句に溢れています。
そこに達成感はあったとしても、残念ながら幸せそのものが成果の先に待っているわけではありません。
幸せは「手に入れるモノ」ではなく「心の感度」の問題だからです。
自分の中で「幸せを感じる土台」(≒自己肯定感)が整っていなければ、どれだけアクセサリーを手に入れても無意味になってしまうからです。
自分の追求心がどこにあるのか?探ろう
繊細さんはもともと、「競争意識」の中に身を置くのが苦手。
人と競うよりも、自分にとって本当に「いいな」と思えることを大切にしたいのです。
その気持ちで仕事に取り組めたなら、それだけでもう充分幸せなはずです。
(わたしは今、心理のことでスケジュールが埋まっていくのが震えるほど幸せです。)
だから自分の追求心がどの分野で止まらないのか?を探ること。
しっかり自分を観察してほしいのです。
どんなエネルギーを循環させたい?
仕事で感じられる「やりがい」は、「他者への貢献感」から生み出されるものです。
しかし、その貢献が自己犠牲から発生しているようでは、長続きはしません。
自己犠牲で我慢して仕事をしていると、そのエネルギーが伝染して周りに影響を与えていきます。
それに比べ、追求心から生まれるエネルギーは枯れることがなく長続きします。
自分の「いいな」を愛でている状態だからです。
自分からどんなエネルギーが周りに循環しているか?という視点で、今いちど自分を見つめ直してみてもいいかなと思います。
- やってみて感じたことを大切にする
- 「苦手」「できない」を受け入れる
- ストレス、キャパオーバーを避ける
- 周りの人に頼る
- 追求心の在り処を探る
★☆参考書籍↓